Grace:academy OF ART

生命が弾む瞬間 ― 日清トップリーグ観戦記 ―

2025.11.27

先日、日清トップリーグの試合を初めて観戦しました。
対戦カードは、桜花学園と京都精華。
コートの上でぶつかり合うのは、まだ高校生の選手たち。
けれどその一瞬一瞬には、プロ顔負けの集中と、未来へと続く情熱が宿っていました。

ボールが空を描くたびに、会場の空気が揺れる。
足音がリズムになり、ドリブルが音楽のように響く。
シュートの放物線はまるで絵筆の一筆のようで、
その軌跡の中に「青春」という名のエネルギーが形をもって立ち上がってくる
そんな錯覚を覚えるほど、試合は美しかったです。

勝敗以上に心に残ったのは、選手たちの表情でした。
失敗しても顔を上げ、仲間と声を掛け合う。
そこにあったのは、まさに**“動く芸術”**。
一つのスポーツの中に、人間の生きる力と表現のすべてが詰まっていました。

観戦を終えた帰り道、
バスケットボールの音がまだ耳の奥に響いていました。
「表現」とは、絵を描くことだけではなく、
身体で、声で、瞬間で――
それぞれが生き方を描いているのだと感じました。

教室で絵を描くときも、あの試合のように、
一人ひとりの“熱”が作品に宿るような空間をつくっていきたいと思います。