時の流れを感じた、東京藝大の卒業制作展
2026.02.04



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先日、東京芸大の卒業制作展に、
以前教えていた女の子と一緒に行ってきました。

彼女と出会ったのは、確か14〜15歳の頃。
まだあどけなさが残る年齢で、
「描くことが好き」という気持ちを、少し照れながら話していた姿を思い出します。
そんな彼女が、もうすぐ20歳になると聞いて、
あらためて時の流れの早さに驚かされました。

一緒に芸大美術館を巡りながら、
学部生から大学院生まで、たくさんの作品を見てきました。
どの展示もとても見ごたえがあり、
技術や完成度だけでなく、
それぞれが積み重ねてきた時間や葛藤のようなものが、
作品の中に静かに滲んでいるように感じました。

作品を前に立ち止まり、
あれこれ話しながら見る時間もまた、特別でした。
同じ作品を見ていても、
感じること、引っかかるポイントが少しずつ違っていて、
その違いがとても面白く、心地よかったです。
教えていた頃から知っている彼女と、
こうして同じ目線で展示を見られる日が来るなんて。
少し不思議で、でもとても嬉しい時間でした。
人はゆっくりと、でも確実に前に進んでいく。
そのことを、作品と再会の両方から教えてもらった一日だったように思います。
